【機能性重視スパイク】一歩目を速く!あの打球に追いつけ!選び方とおすすめ9選も

  • 試合後半は足が疲れて大変。
    もっと軽いスパイクが欲しい。
  • 守備範囲が狭くてみんなに迷惑をかけている。
    もっと速く一歩目を切りたい。速く走りたい。
  • そろそろ初心者を脱却して自分でスパイクを選びたい。
    周りが「お!?」ってなる一品が欲しい。

スパイクはプレーに与える影響が大きく、スパイクによって当日のパフォーマンスの8割が決まると言っても過言ではありません。

その反面高い買い物にもなるため、自分にフィットした良いモノを選んで使いたいですよね?

そんな「スパイク選びに迷っている」あなたに、スパイク選びの基準、おすすめ9選を紹介します。

小学(軟式)〜高校(硬式)まで野球を続け、現在も草野球をする筆者がお伝えします。

この記事を読むと

  • スパイクを選ぶ際の目の付け所がわかる
  • 自分にぴったりのスパイクを選べる
  • 試合で快適に、上手くプレーできる
  • 届かなかったあと一歩が届くようになる

など、野球が楽しくなりますよ。

最高の一足を見つけて守備力を向上させ、もっと野球を楽しみましょう!

先に結論を知りたい人へ

「選び方とか知ってるからあなたのおすすめを教えてよ!」というせっかちな方。

筆者もそっち側の人間なので気持ちはわかりますよ。

そんなあなたのために先に結論を述べると、筆者イチオシは

デサント コウノエベルトシリーズです。

「無難かよ〜」と思うかもしれませんが、このスパイクは

  • コウノエベルトという特殊なベルトで素足感覚のプレーができる
  • ソール(底)の余分な部分がくり抜かれてるから軽い
  • GAINAという遮熱加工で夏でも今までより涼しい
  • カカト側に金具が2本、ポイントが1個ついてるから強く地面を蹴れる
  • 走る、捕る、投げる、打つ動作に適している

など、挙げたらキリがないくらいのメリットがあります。

特に素足感覚でのプレーを求める人におすすめです!

スパイク選びの基準5点

皆さんはスパイクを選ぶ時何を基準に選びますか?

軽さ?かっこよさ?金具の強さ?

どれも正解ですが、守備をはじめとした野球のパフォーマンスを上げるためには、見るべきポイントは決まっています。

スパイクを選ぶ際に見て欲しいのは

  1. 軽さ
  2. グリップ力
  3. 耐久性
  4. フィット感
  5. +αの性能

の5つです。

それぞれ必要な理由、選ぶ際の考え方を紹介します。

軽さ

スパイクの重さは疲れに直結します。

重いと足を上げるたびに負荷がかかりますから、当然ですよね。

特によく走る外野手や、細かな動きが多いセカンド・ショートは軽いスパイクがおすすめです。

グリップ力

ここでいうグリップ力とは、スパイクの金具/ポイントが地面を噛む力のことを言います。

グリップ力が強いと

  • 小さな力で強い一歩を踏み出せる
  • 逆シングルの打球に追いつき、踏ん張って強いボールを投げられる
  • ピッチャーも地面から力をもらえるから、楽に・速いボールを投げられる
  • バッティングのスイングも速くなる

など、地面の力+選手本来の力を野球の動作に活かすことができます。

逆にグリップ力が弱いと、捕球・送球時に踏ん張れず、最悪怪我につながるため慎重に見極めましょう。

一般的にスパイクの歯やポイントが、足底の中心ではなく外側に配置されているほどグリップ力が強くなります。

耐久性

いくら良いスパイクを使っても、すぐに壊れては意味がありません。

「いろんな動作で捕って投げたらソールがはがれた」

なんてこともあるため、プレーに集中できなくなりますよね。

特につま先は破けやすく、紐の辺りは壊れやすいです。

破けにくさに直結するアッパーの素材は各社工夫していますので、見て触って比べましょう。

※アッパーとは、足の甲を包む部分のことです。

フィット感

軽さ、グリップ力、耐久性を兼ね備えているなら、サイズがピッタリなスパイクが欲しいですよね?

フィット感はサイズを始め、

  • 足の縦の長さと幅のバランス
  • カカト部分の固定

など、細い要素の積み重ねで決まります。

高校時代に履いていたスパイクが靴ズレをして、、、
軽さもデザインも気に入ってただけにショックでした。

プレー中の快適さ、集中力に関わるため、自分に合う形を知りましょう。

+αの性能

これまで触れてきた軽さ、グリップ力、耐久性、フィット感に加え、何かお得な機能がついていると更に嬉しいですね。

例えば、

  • 地面からの熱を◯%遮断する
  • 金属/ポイント部分のつき上げ防止
  • 足の使い方が良くなる
  • つま先が加工され、破けにくい

などがあります。

自分のプレースタイル、プレー中に気になった点を思い出して最適な機能を見つけましょう。

(上級者向け)ポジションごとの基準

スパイク選びの基本となるポイントを紹介してきましたが、実はポジションによっておすすめスパイクは異なります。

メチャクチャこだわりたい方は参考にしてみてください。

ピッチャー

ピッチャーは投球方向に蹴り出す動きが1番大事です。

強く蹴り出すため、スパイクの歯は縦・横・斜めと色々な方向でついていると良いでしょう。

また、カカト部分の歯が多い方が、より強く蹴り出せて速いボールを投げられますよ。

内野

内野は反復横跳びのような横の動きが多いため、ブレーキが効きやすい構造が有利です。

ブレーキが効きやすいのはスパイクの歯/ポイントが足の両外側についているものですので、購入の際はしっかり見定めましょう。

外野

外野手は長い距離を早く走る必要があるため、軽さを重視しましょう。

また、内野手と違い横の動きより縦(直進)の動きが多いため、足の先の方に歯/ポイントが多いスパイクを使うと

  • 一歩目を素早く切れて
  • 速く走れ

ますよ。

守備力向上!おすすめスパイク9選

スパイクの選び方を解説してきましたが、ここからは守備ブロガーである筆者がおすすめするスパイクを9つ紹介します。

「試合後半の疲れをどうにかしたい」

「選び方はわかったけど候補を絞りきれない」

方は、これから紹介するスパイクたちを参考にすると”損はしない”ですよ。

ミズノMPドミナントTPU

みんなの憧れ、ミズノプロから発売されているスパイクです。

このスパイクは

  • 足の負担を軽減する天然皮革のフィット性
  • 履いていることを忘れるくらい足と一体になる設計
  • 金具ではなくポイントスパイクで疲れにくい
  • つま先の方にポイントが密集しているから母趾球などの痛い突き上げを軽減

など、”快適なプレー”のためにさまざまな工夫がされています。

320グラム(片足/27.0cm)と軽くはないですが、重さを忘れるくらいのフィット感は

「さすがミズノプロ」といったところです。

※足幅は2E相当なので、幅広の人は一度試着し、無理ならやめましょう。

ミズノライトレボエリート

ミズノ最軽量、いや、スパイク史上最軽量と言っても過言ではない235g(片足/27.0cm)です。

試着しましたがマジで素足そのもの、履いている感覚がありませんでした。

1グラムでも削ろうと、足の甲のアミアミまで軽量化するなど企業努力が感じられますね。

さらに軽いだけでなく

  • ねじれ等野球の動きに特化したソール(底)
  • 動作中でもフィット感が失われない動的フィッティング
  • 外側に金具を配置しているからグリップ力が強い

など、野球の動きにおける強さも兼ね備えています。

「一歩目が遅い」

「疲れないスパイクが良い」

人は一度履いてみましょう。

楽天とYahoo!は全サイズ用意してありますよ!

ゴールドステージSM

昨年メジャーで大活躍した大谷翔平選手のモデルであるスパイクで、投げる動作はもちろん、バッティングにも適した構造をしています。

まずピッチングでは、投げ込んでいくとつま先が削れるためスパイクの耐久性が気になりますよね。

しかし

P革で補強しようとするとつま先が重くなり、プレーしにくくなった

なんてこともあります。

そこでこのゴールドステージSMはあらかじめつま先部分に補強がされており、(ミズノライトレボエリートほどではないですが)、軽さはそのままです。

またピッチャーに嬉しい、カカト4枚歯であるため、投球の際にプレートを思いっきり蹴れて、ボールのスピードアップにつながります。

野手としても金属の歯とポイントが外側に配置されているため、強力なグリップ力を生み出します。

横の動きやダッシュの際に大きな力になりますね。

「投手も野手もやるし、スパイクは一足で済ませたい」方にはおすすめです。

人気すぎて黒色のみの販売となっています!

ネオリバイブ4

値段に似合わず、良い意味で期待を裏切ってくれたのがこのネオリバイブ4。

価格が1万円を切るので「そこらへんに売ってる初心者向けってだけだろ」と思っていましたが、軽さに驚きました。

史上最軽量スパイクのライトレボエリートほどではないですが、今回紹介するスパイクの中では3本の指に入る軽さです。

ソールの余計な部分がくり抜かれていることで実現した軽量感なのでしょう。

肝心のグリップ力も

  • 金属とポイントのハイブリッド
  • 外側中心の配置

により、しっかり発揮してくれます。

今回紹介する9選で最もコスパが高いと言えますね。

「あまりお金をかけたくない」

「でもハズレの商品は買いたくない」

人にぴったりの商品です。

※楽天とYahoo!は白色のみの取り扱いとなります。

ZETT プロステイタス源田モデル

西武ライオンズの源田選手が使用しているモデルであり、品質もプロのクオリティです。

最大の特徴はヒモとベルトでフィット感を調整できる点であり、

  • ヒモで微調整
  • ベルトで足首まで密着

できるため、足との一体感が得られます。

またアウトソールには軽量感と耐久性を兼ね備えた人工皮革を使用しているため、素足感覚でプレーできます。

カカト部のスパイクの歯が2本であるため、ピッチングの蹴り出しに難はありますが野手なら即決して良いレベルです。

ZETT スーパーグランドジャック

「源田モデルは良いって言うけど、高くて手が出せない!怒」

と言う人にオススメなのが、このスーパーグランドジャックです。

  • ヒモとベルトでフィット感を調整でき
  • 軽量で耐久性のあるアッパーを使用

してるため、ほぼ同じです。

源田モデルと比べて

屈曲時のソール後ろ(土踏まずからカカト付近)がたわまず、足に密着する

という機能がない分安くなっていますが、特に気にしない方はこちらで十分でしょう。

SSK RIGUP プロエッジMT-L(W)-R

SSKの最上位ブランドであるプロエッジからも良いスパイクが出ています。

こちらのスパイクは

  • 軽い方ではないけど、クッショニング材を前足部にまで配置しているから疲れが溜まりにくい
  • 外側配置の金具でグリップ力も強い

ことが特徴です。

試合後半の疲れが気になる人は試しても良いでしょう。

また、スパイクの歯が足の向きと並行になっているため、横の動きでのブレーキが特に強くなっています。

バント処理や牽制、カバーリングなど細かい動きが多い内野手に嬉しいですね。

また、つま先が補強されており、カカト部の金属の歯が3本あるためピッチャーもでき、内野と投手の二刀流の選手にとってはお得です。

人気すぎて黒色のみの販売となっています!

デサント コウノエベルトスパイク

「素足感覚を大事にしたい」

「足の裏でしっかり地面を掴みたい」

「捻挫が多くて困っている」

選手にオススメなのがこちら、デサントのコウノエベルトスパイクです。

詳細はこちら⤵︎

コウノエベルトという、これまでどのメーカーでも見たことがないパーツを引っ張り、足を絞めることで足の指が開きます。

足の指が開いた分面積が広がるため、足の裏全体で地面を掴むことができ、地面から大きな反発をもらって走る・投げる・打つ動作ができます。

人体の力(筋力)だけでプレーすると体は一試合持たないため、効率良く体を動かしたい人にオススメです。

特に走り革命理論の和田賢一さんは、「走る動作において、足をめっちゃ開いて地面から反発をもらう

ことで速く走れる」と述べています。

走り革命理論のチャンネルはこちら

また足の指が開くとつま先が垂れなくなり、つま先から着地しての捻挫を予防できますね。

ビモロ

日本のみならず、メジャーリーグでも伝説となったイチロー選手が使っていたことでも有名なメーカーです。

最大の特徴はスパイクの歯がたくさんあること。

BeMoLoバーに搭載されているだけで13本もあり、さらに普通のスパイクにあるようなつま先側、カカト側にも歯がついています。

特徴的なBeMoLoバーの効果で

  • 母趾球などが痛くなる突き上げを防止できる
  • 骨盤、肩関節周辺の動きとバネを引き出す

効果が得られます。

「他のスパイクだと俺本来の力が出せない」

「細部にまでこだわるタイプなんだよね」

という方はぜひ使ってみましょう。

公式サイトはこちら

まとめ

スパイク選びとおすすめスパイクについて次のポイントを押さえましょう。

皆さんも最高の相棒となるスパイクを見つけ、快適に楽しくプレーしましょう!

また、筆者のおすすめはデサントコウノエベルトスパイクです。

気になる方はこちらの記事も要チェックですよ。

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