送球が失速するあなた ステップとトップが間違っているのでは?

  • 思いっきり投げてもボールがおじぎする、、、
  • 自分では力を入れて投げているのに、「ビシッと放れ!」と言われても泣
  • キャッチボールでは良いボールが行くのに、守備についた途端ヘロヘロなんだよなぁ

↑のように、”送球が伸びない”ことで悩んでいるあなた、その原因は至ってシンプルかも知れません。

試合につながるキャッチボールをせず、強く投げられるステップとトップを知らないと、いつまで経っても「ボールが失速してるよ笑」と言われますよ。

小学校(軟式)から高校(硬式)まで野球を続け、内外野両方経験した筆者がコツと練習方法を教えましょう。

ちなみに、社会人になってからも草野球を続けてます。

本記事ではそんな野球中毒の筆者が、内野・外野ごとに必要な”強いボールを投げられる”コツ、やるべき練習を解説していきます。

この記事を読めば

  • ボールを強く投げるための体の使い方がわかる
  • 肩が強くなら(遠投の数字が変わら)なくても送球が伸びる

ようになりますよ。

今回紹介する投げ方、トレーニングを実践して、

内野安打をアウトに変える

矢のようなバックホームでランナーを刺す

など「上手いやつしか出来ないよ」と思ってたプレーを、あなたがしましょう。

そもそも送球エラーを無くしたい人はこちら

内野手なら抑えたい送球のコツ

内野手のスローイングが弱いと、俊足のバッターにバントやゴロで狙われたり、ギリギリの打球を捕ってもアウトにできなかった、なんてことが起こります。

どれも「取れるはずのアウトなのに」とピッチャーは失望してしまいますね。

チームメイトの士気を下げず、勝利の確率を上げるために、内野手の送球の強さは必須なのです。

内野手が垂れない・強い送球をするためのコツは

  • 左足のつま先を上げて捕球する
  • 捕球後、左足の前に右足を持ってくる
  • トップを作る
  • 背中を見せるくらい回転する

の4つです。

1つずつ解説していきます。

左足のつま先を上げて捕る

強い送球ができるかは、捕球の瞬間から決まっています。

左足のつま先を着けて捕球すると、右足に体重が残らず、左足に移動させる体重がなくなります。

結果として右足で踏ん張ることが不可能になり、送球に勢いがつきません。

捕球のコツは

  • 左足のつま先を上げた状態で
  • 右足に体重を残す

ことです。

捕球後、左足の前に右足を持ってくる

ボールを捕ったらステップが必要ですよね。

多くの人がするステップの間違いが、右足を左足の後ろに持ってくることです(バックステップといいます)。

バックステップすると、投げる方向に踏みだせず体重が乗らないばかりか、アゴが上がりファーストの頭を超えて暴投、という結果を招きます。

右足を左足の前にステップすることで

  • 投げたい方向に勢いをつけ
  • 低い姿勢のまま足を使ってスローイング

できますよ。

また、ステップの際は

右足の内側を投げたい方に向ける

こともお忘れなく。

コントロールのつけやすさが段違いです。

トップを作る

しっかりステップできたら、ボールを持つ手をトップに持っていきましょう。

強くスローイングするためには、スタンダードダブルの形が理想です。

ロサンゼルスドジャースで殿堂入りしたサンディーコーファクスが作り上げたスローイング理論は、野手の送球にも応用できるのです。


https://www.youtube.com/watch?v=O5w23zYkSkI

コツは

犬をなでるように腕を引くこと

です。

もし俊足のバッターやセーフティーバントをされた場合は、まるかいてポンがいいでしょう。

肘の引き方はスタンダードダブルと同じですが、手の回し方が違います。

まるかいてポンの名前にあるように、

丸を描く

ように動かし、耳の近くに持ってきましょう。

投げるまでの時間が短縮され、足が速い相手でもアウトにできますよ。

背中を見せるくらい回転する

リリースしたらその勢いで背中を向けましょう。

背中を向けるということは

強烈に腹筋をたたんでいる分、腕が加速する距離が作られている

証拠です。

投げ終わったら背中を向けて後ろ歩きするくらいが丁度良いですね。

内野手が強い送球をするための練習4選

これまで紹介してきたコツを習得する練習を紹介します。

バナナカーブ

内野手の捕球では初級に位置付けられますが、それほど大事なメニューです。

バナナのようにカーブして打球に入ることで

  • ボールとの距離感がつかめる
  • 左のつま先を上げながら捕球できる

と、良いことづくしです。

グーパーキャッチ

送球で強く踏み出せない人は、捕球時に股を割れていない傾向にあります。

深く股割りができないことで、打球を下から見られないだけでなく、捕った後に地面を踏み出す力も不足するため、、オススメできません。

グーパーキャッチのコツは

  • カエルのようにしゃがんで
  • ジャンプした後足を広げ着地した姿勢で捕球する

ことです。

繰り返していくうちに股の割り方、股関節のハマり方がわかってくるでしょう。

ランジ+D2パターン

筆者が他の記事でもたびたびオススメしているレジースミスの最大外旋位トレーニング。

その中でも背中を向けるくらい回転するために必要なトレーニングが”ランジ+D2トレーニング”です。

この種目を行うことで

  • 回転時の腹筋の使い方がわかる
  • 同じ部位でも2方向から刺激を入れることで発達しやすくなる

というメリットがあります。

9:23〜解説しています

こちらの動画で紹介しているトレーニングは、普通のゴムチューブでも良いですが、Jバンドという道具を使うとより効率良く行えます。

Jバンドの詳細はこちら⤵︎

投げ方を忘れてないかい?〜ピッチャー投げをしよう〜

内野手は小さい動きと軽い力で投げられるスナップスローに頼りがちですが、実は思わぬ落とし穴にもなり得ます。

スナップスローばかりしていると

  • 捕ってからすぐボールを耳の近くに持っていく
    →背筋を活かせる腕の使い方になっていない
  • 肘が下がりがちになりボールを押し出してしまう
  • ボールの加速幅が小さいから少しリリースがズレただけで暴投になる

など、強い送球を忘れてしまいます。

そんな”内野手あるある”を解消するためにオススメなのがピッチャー投げです。

キャッチボールなどでピッチャー投げをしておくと

  • 背筋など大きい筋肉で投げる体の使い方ができる
  • ボールを上から叩くからスピンをかけて投げれる
  • 加速幅が長く取れるので力を入れなくても強いボールを投げれる
  • 多少リリースをミスしてもボールはまとまる

ため、感覚をリセットするのに持ってこいですね。

イップス克服がテーマですが、強く送球する秘訣が詰まっています。

外野守備における強いスローイングのコツ

外野手と内野手におけるスローイングは、「動作が大きくても良いから強いボールを投げる」か、「小さい動作で素早く投げる」点が違います。

外野手に必要な「強く、伸びのある」送球を身につけるためのポイントは次の4つです(右投げを前提にしています)。

  1. 右足を前に出すタイミングで捕球し、右→左→右→左のステップで投げる
  2. 捕球してから1個目の左足でジャンプする
  3. 腕は大きく広げ、トップでスタンダードダブルの形を作る
  4. 背負い投げの要領で体を回転させる

順番に解説していきます。

右足を出すタイミングで捕球

外野手にとって、”ゴロ捕球をどちらの足でするか”問題は永遠について回る悩みの1つです。

スムーズな捕球ができないと、強いスローイングにはつながりませんので、絶対に覚えましょう。

ちなみに、筆者はゴロ捕球に悩んでいた頃、試合でサヨナラトンネルをした経験があります。

監督、コーチ、チームメイト全員が怖かった

その後、チームメイトに教えてもらったり、草野球をするようになった今も動画で研究するうちに、最適な捕球方法を見つけました。

みなさんには筆者のような経験をすることなく、難なく捕って強くスローイングをして欲しいので、今から話すポイントだけでも覚えてください。

捕球のポイントは、

左足を着地し、右足を前に出している間に体の側面で捕球すること

です。

この動作を俗に”右足で捕る”といい、トクさんTVのライパチ氏も実験していました。

”右足で捕る”メリットは

  • 捕球する場所と顔が近くなるから距離感がつかみやすい
  • 右→左→右→左 でステップが踏めるから、左で捕る場合より1歩少ない

など、スムーズな捕球からスローイングにつなげるために最適です。

左足でジャンプ

”右足で捕球”したら、右→→右→左でステップを踏みますが、赤色(1回目)の左足で真上にジャンプしましょう。

左足でジャンプすることにより

  • ダッシュの勢いを止めるため、体が前に突っ込まない
  • 走った勢いを止めた結果生まれる反動をスローイングに使える
  • ジャンプしている間に送球動作のトップを作れる

といったメリットがあります。

トップでスタンダードダブルの形を作る

スタンダードダブルってなんじゃい

と思った方は多いのではないでしょうか。

ロサンゼルスドジャースの殿堂入り投手である、サンディーコーファクス氏が唱えた理論で、スローイングにおけるトップの形を指します。

要約すると

  • ボールを投げる腕は肘から上げず、手から上げる
  • 腕を広げた形がW形になっている状態

のことです。


https://www.youtube.com/watch?v=O5w23zYkSkI

”肘から上げず、手から上げる”意識でしっくりこない人は、

犬をなでるように手を引く

と感覚をつかみやすいでしょう。

腕を大きく広げ右肩を下げることで、内野手投げに比べて腕が加速する距離を作れることも利点です。

背負い投げ

トップができたら実際にボールを投げるのですが、ただ投げるだけじゃもったいないですよ。

強いスローイングのためには

背負い投げの意識

が必須です。

背負い投げのつもりでスローイングすると

  • 腹筋を深く畳むため、腕が加速する距離が長くなる
  • 体重が送球方向にかかるため、小さい力でも遠くに投げられる

など、身長や筋力が劣っていても強いボールが投げられます。

背負い投げでなくても、

左足元に落ちているお札を拾う(by Tim Lincecum)

意識でも同じ動作になりますね。

肩が強い選手の多くが意識していることでもあるので、みなさんも取り入れましょう。

外野手のための送球強化練習5選

外野手の送球のコツがわかったところで、実践で発揮できるよう練習を積みましょう。

オススメの練習は次の4つです。

  • ゴロを転がしてもらう
  • 遠投(エアー捕球)
  • レジースミスの最大外旋位トレーニング
  • 重いorデカいボールを投げる

順に解説します。

ゴロを転がしもらう

「ノックするスペースが近所にない」人におすすめのメニューです。

バットで打球を打たなくても

  • バウンドを見て合わせる
  • 右足で捕球して右→左→右→左のステップとジャンプ

は練習できますよね?

小さな工夫が実戦では大きな差を生むのです。

遠投(エアー捕球)

ある程度のレベルになると誰でもやっていることですが、それゆえに良い練習なんです。

自分が投げる番になったら

  • ゴロかフライの捕球姿勢からスタート
  • 実践と同じようにステップする
  • 左足でジャンプして投げてみる

など、様々な工夫ができます。

アウトカウントやランナーを思い浮かべても良いかもしれません。

マウンドから投げる

内野手にオススメの練習方法でピッチャー投げを紹介しましたが、外野手はマウンドから投げると良いでしょう。

一般的に投手は

プレートに足をかけて軸足立ちすることで内転筋が使われる

→力をかけなくてもスピードをつけて体重移動ができる

→着地後にプレートを蹴ることで脚から腕が連動し加速する

→腕の加速でボールをリリースする

この順序でスピードボールを投げています。

そして内野と違って外野は捕ってから投げるまで時間があるため、投手のように加速を活かして投げることができます。

しかし平地でばかり投げていると

軸足に体重を乗せてからステップし地面を蹴って投げる

感覚はつかみづらいですよね。

そのため外野手にはマウンドを使ったスローイング練習がオススメなのです。

マウンドから投げる感覚をつかめると”力を入れていないのにボールが伸びる”ようになりますよ。

レジースミスの最大外旋位トレーニング

「スローイングで使う筋肉がいまいちわからない」

「どこか鍛えた方が良いんだろうけど何をすればいいの?」

そんな悩みを抱える人にオススメのトレーニングです。

スローイングに必要な

  • 腿裏
  • お尻の筋肉
  • 内転筋
  • 背筋の上下
  • 腹筋
  • 肩の筋肉

全てが鍛えられる、まさに画期的なトレーニングなので、ぜひ1回で良いのでやってみてください。

高校時代に知りたかったトレーニングNo.1ですよ。

最大外旋位トレーニングをするなら、Jバンドがおすすめです。

バンドを握らずに使えるため、インナーマッスルに集中してトレーニングすることができますよ。

重いボールorデカいボールを投げる

”腕を大きく広げ、体全部で投げる”動作を染み込ませるために使います。

ヤンキースのチャプマンのように、200グラム以上ある野球ボールと同サイズのボールや、ハンドボールやバレーボールがオススメです。

これまで通り投げるのではなく、

スタンダードダブル

を意識して投げることで、足→腹筋→背筋→肩甲骨周り→指の順に力が伝わる感覚がわかりますよ。

まとめ

内野手が伸びる送球をするコツは次のとおりです。

内野手が伸びる送球を手に入れるためのトレーニングはこちらがオススメです。

外野手なら抑えたい送球のコツはこちらです。

伸びのある送球を投げたいならこちらのトレーニングをしましょう。

以上となります。

身長や筋力で劣っても工夫次第で送球は伸ばせますので、いろんな投げ方、トレーニングを試しましょう!

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