【内野みたく足を運べ】クッションボールの捕り方と意識すべきこと3点

  • ちゃんとした球場で試合するのは初めて。外野のフェンスに合ったボールをちゃんと処理できるかな。
  • クッションボールって変な方向に跳ねるから難しいんだけど
  • フェンスに当たった打球をモタモタ捕り損ねてたら1点入ってた、、、

外野手は守備にあまり期待されていないイメージがありますが、フェンスに当たったボールを早く的確に処理する必要があり、センスと技術が必要です。

クッションボールを捕り損ねてると、無駄な進塁を与えて点数を取られてしまいますよ。その1点が勝敗を分けることもありますし。

そこで、クッションボールの処理に悩むあなたのため、小学生時代から外野を守ってきた筆者が、

  • クッションボールを捕る準備
  • クッションボールを捕るコツ

をお教えします。

この記事を読むと

  • 外野を守るなら押さえておきたい試合前の準備方法がわかる
  • 誰も教えてくれないクッションボール処理のコツを体系的に学べる
  • ボールが跳ねても慌てて捕球ミスをしなくなる

ようになりますよ。

クッションボール処理の準備ポイント、コツを押さえて、無駄な進塁を阻止しましょう!

【外野を守るなら】試合前に球場のココを見よう!

外野を守っている人の中には、どうしても「内野手を失格になって外野にきたから、守備は期待されていないよ」と半分自暴自棄になっている人もいるでしょう。

しかし、守備位置を見てわかるように、外野はまさに最後の砦です。

打たれて外野の間を抜かれるとがっくしくるよ。

フェンスまで打球が転がったうえに、無駄な進塁まで許してしまうとダメージ計り知れないですね。

無駄な進塁を防ぐため、試合前から最高の準備をしましょう。

フェンスの種類、カーブの角度

球場に入ったらランニングして、キャッチボールして、、、という流れだと思いますが、途中でフェンスの状態を確認しましょう。

フェンスの種類によって

  • ウレタン系→柔らかいため跳ねにくい
  • コンクリート系→硬いため跳ねやすい

となっています。

最近できた、または改修された球場は、大体ウレタン系であることが多く、カバーを敷かれていることがほとんどです。

5:37〜フェンスにぶつかりますが、クッションが効いているので跳ねますね。

また、フェンスの弧の描き方も球場によって微妙に違うため、注意しましょう。

そのほか、外野守備の基本はこちら⤵︎

ファウルグランドの形

フェンスの柔らかさだけでなく、ファウルグランドの様子も頭に入れましょう。

  • 外野の奥はどんな具合に狭くなっているか
  • ブルペンがあるとしたら、どこに位置するか

などです。

ファウルグランドの形を見ると、レフト(ライト)線に落ちて、ファウルゾーンに切れていくヒットを打たれた際にどんな跳ね方をするかわかりますよ。

クッションボールで意識すること・捕り方

試合前に球場の状態を把握できたら、ほぼ準備万端です。

実際に守備について打球が飛んできたときに頭に入れておきたいこと、クッションボールを捕球するコツは

  1. 打球の当たり方を見る
  2. フェンスから離れて待つ
  3. 外野のゴロ捕球というよりは、内野手のように捕球する

の3点です。

1つずつ解説していきます。

1 打球の当たり方を見る

一口にクッションボールと言っても、フェンスへの当たり方で跳ねる強さ、角度、捕球しやすさが全然違います。

外野を抜けてフェンスに当たる打球ごとに分けると

  • フライ・ライナー:強めに跳ねる。特にライナーがよく反発する。
  • ゴロ:跳ね方は弱いが、角度が予想しにくい。

となっており、さらに打球の回転(右バッターの引っ張った打球か、流してライト線に切れていく打球か)によっても跳ね方が異なります。

2 フェンスから離れて待つ

外野手は、打球が頭を越していった時点でだいぶ焦りますよね。

しかし、ランナーの進塁を1つでも防ぎたいがために、早く捕球したくてフェンスに近づいて補給しようとしてはいませんか?

実はそれ、逆に無駄な進塁を与えてしまうきっかけになっているかもしれません。

よく見るのが、フェンスに当たった打球を捕りに行った結果、打球の跳ね返りが強すぎて追い越されてしまう光景ですね。

2バウンド目に対して近すぎたかも。。。

こうならないためにも、基本はフェンスから離れて打球が跳ね返るのを待ちましょう。

外野の頭を越した時点でヒットは確定なので、一旦諦めることも重要ですよ。

3 捕球直前は内野手のようにステップ

外野を守っていると、普段の練習も外野でばかりノックを受けるかと思いますが、クッションボール捕球の際は内野手のようにステップするとミスする確率が減ります。

というのも、外野ばかり守っている外野手だと、クッションボールを待って捕球するときに

足とグローブが止まっている人

が多いのです。

ただおわかりのとおり、足とグローブが止まっていたら、予想外のバウンドをしたときに対応できませんよね。

そこで、クッションボールを捕球する際は、右投げなら

  • 右→左の足のステップ

を意識してみてください。

打球の跳ね方によっては左→右の場合もありますが、とにかく、捕球する直前の一歩で間を作って、色々なバウンドに対応できるようにしましょう。

まとめ

クッションボールを処理する機会は試合の中でもあまりなく、また捕球を焦りがちです。

しかし焦って処理をもたつくと、無駄な進塁を与えてしまいます。

そこで、クッションボールを的確に処理するために必要なポイントは

  1. 打球の当たり方を見る
  2. フェンスから離れて待つ
  3. 捕球直前は内野手のようにステップ

の3つです。

特に外野ばかり守っていると、クッションボール捕球の際に足が止まってしまう人が多いため、内野手のようにステップして間をとることを意識しましょう。

前方の打球が苦手な方はこちら⤵︎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA