- 短距離めっちゃ遅いのに野球やってて良いのかな…
- どんだけダッシュしても全く速くなってる気がしない
- 足が遅えなって言われても、こっちもどうして良いかわからないんだよ(悲)
野球で「走」は1番重要なのに、一度も教わったことがないですよね?
以前の筆者のように、我流で走ってても速くなることはないですよ。
「足が遅い人はずっと遅いまま」ですね。
逆を言えば、速く走れるフォームを身につけたら、運動神経関係なく誰でも速く走れるということです。
高校まで50メートル走7秒台を切ったことのない筆者でも、「走りの学校」でフォームを学んだことで23歳になってから7秒を切りました。
筆者自身足が速くなった経験から、本記事では、
- 短距離走(スプリント)と長距離走(ランニング)の違い
- 野球選手にやってほしいスプリントのポイント4点
- 速く走れるフォームを身につけるための練習方法
を、和田賢一氏を中心に展開する、走りの学校の動画をもとに紹介します。
本当に革命的な理論ですので、この記事を読むと
- これまでの走り方が短距離走に適していないことがわかる
- 短距離走で最大に加速する走り方がわかる
- 具体的な体の使い方がわかる
ようになりますよ。
塁間走3秒台&守備範囲拡大しましょう!
今回お手本にするのはこちらの動画です。⤵︎
目次
速く走るためにはスプリント!
練習方法の紹介をする前に、速く走るために
どんな動きをして
体がどう動けばいいのか
を知る必要があります。
そもそも、世間一般で言う”走る”とは、”ランニング”のことを指します。
”ランニング”とは、長い距離を走るための走り方です。
反対に、速く走るための走り方は”スプリント”といいます。
いわゆる、短距離を、体をバネのようにして走る方法です。
まとめると
- スプリント:地面から反発をもらって勝手に進む走り方
- ランニング:地面を押す走り方
ということです。
筆者の高校時代はまさに地面を押して走っていた(今見ると全然足が上がっていない)
スプリントフォーム習得にはベースポジション
まずは、走り革命理論において”核”となるベースポジションをとれるようにしましょう。
やり方
- 片足で膝をまっすぐ伸ばして立つ
- 上げている脚(leg)は、地面と平行にする
- 上げている足(foot)は、”スーパーパー”にして地面と水平にする
ここまでがベースポジションの基本です。
和田さん自身
スプリントはベースポジションを繰り返して前に進むこと
和田賢一氏
とおっしゃっているので、まずはベースポジションを
- 体に染み込ませ
- 回数を増やして繰り返せる
ようになるとタイムは縮みますよ。
トレーニング紹介
私は和田賢一さんのトレーニングを重ねて、速く走れるようになりました。
なので、和田さん(走り革命理論)のトレーニングを実践するときに意識したこと、時間がなくてもできる、やるべき練習を厳選してお送りします。
意識すべきこと(これだけは守って)
どんなに走り革命理論の練習を積んだところで、次のことができていないと無駄になってしまいます。
皆さんに意識して欲しいことは次のとおりです。
- 足は指を開いて”スーパーパー”にする
- 足首は固定する
- 足が着地したとき、浮いてる方の足は着地足より前に来る
- 着地するときは膝を曲げない
この4点を守って練習しましょう。
逆に言うと、この3点を意識して練習し続けると、今より速く走れること間違いなしですよ。
これから鍛える4点
これから紹介するトレーニングは全て
- ベースポジション
- 足の入れ替え
- 体を一直線に
- 腕の振り
を習得するための練習です。
また、これから紹介する練習はただ回数をこなす従来の野球部的練習ではなく、神経をつなぐために少ない回数でもフォームや形意識でやる練習です。
疲れたらきちんと休憩をとりましょう。
ベースポジション作り
まずはベースポジションを習得しましょう。
ベースポジションを習得するには
- 静止状態でベースポジション
- 片足上下動でベースポジション
- アンクルホップ
- 片足アンクルホップ
4つのメニューがあります。
筆者みたいに運動が苦手な人は最初から上手くいくことがほとんどないでしょう。
しかし
静止状態で最初上手くいかなくても、アンクルホップをしてからだと上手くいった
なんてことがあるので、1つの練習だけにとらわれず、4種類の刺激を入れた方が習得しやすいですよ。
ベースポジションの注意点
ベースポジションをつくる際は
- 体が一直線になっているか
- 膝は股関節以上の位置にあるか
- 上げてる方の脚の膝下が前に飛び出ていないか
に注意しましょう。
↑これだと1〜3全てできていないですね。
軽い・フィット感抜群のスパイクを使い、俊足で試合で活躍しよう!→
足の入れ替えを前でする練習
ここからは、習得したベースポジションを繰り返すために
体の前で足を入れ替える
練習をしていきます。
スプリントとランニングは足を入れ替える位置が違います。
- スプリント:体より前で、膝下らへん
- ランニング:体の後ろ、ほぼ地面
そして、足の入れ替えを習得するため、3種類の練習を繰り返しましょう。
- 片足アンクルホップで3回弾み、足を入れ替え
- ミニハードルを用意し、ベースポジションホップ
- Y字でサイクリングして進む
- ハードル間の距離を伸ばし、Y字でサイクリングして進む
スピード・サイクリングホップ(Yポジション)って?
ただし、↑のフォームだと上体が前に行き過ぎている感があるので、もっと足を前に出した方がいいですね。
足の上がりやすさが段違い!軽量スパイクやフィット感抜群のスパイクまとめはこちら→
腕振り習得
15:53〜
多くの人が”もったいない”状態になっているのが腕振りであり、力を前方向に持っていけていません。
速く走るための腕振りは
- 親指が鼻につくくらい上げる
- 親指が腰の後ろに振れるくらい後ろに降る
- 手がポケットを擦る瞬間に左右の腕を入れ替える
3点をマスターしましょう。
腕振りを習得するためには
- 最初はY字で、途中から腕を振って走る(加速する感覚を知る)
- 最初から腕を振って走る
練習をします。
少しでも速くなりたいならフィットしたスパイクを
これまで足が速くなれる理論である走り革命理論を紹介してきました。
筆者自身も走り革命理論さんの理論と練習を繰り返すことで足が速くなりましたし、読者の皆さんにもそうなってほしいと思っています。
しかしいくらランニングシューズ・トレーニングシューズで走る練習をして速くなっても、
- スパイクが足にフィットしていない
- スパイクが重くて足を上げるのが疲れる
と練習した意味がないですね。
最高の食材を調理して、最後の調味料だけ間違ったときと同じです。
そこで、現時点の最軽量スパイクや、ベルトを使ってフィット感が革命的に向上したスパイクなど試合でみなさんの力を発揮してくれるスパイクをまとめました。
「スタートダッシュのときズレる感覚がある」
「スパイクが重くて走るときつま先が上がらない」
と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。