- プレー中、汗でシャツが重くて気が散る
- もっと涼しく野球ができるアンダーシャツが欲しい
- 春先とか夏の夕方とか、意外と冷えて風邪引くんだよね
今自分が使っているアンダーシャツで最高のパフォーマンスができていないと実感しているなら、その直感は正しいでしょう。
アンダーシャツはただ着ているだけでなく、着る目的がちゃんとあります。
その目的をわかっていないと、「デザインでなんとなく決めた」ともったいない選択になってしまいますよ。
しっかりいいパフォーマンスを出せるよう、選び方を知る必要がありますね。
そこで、球歴13年の筆者が、
- アンダーシャツを着る理由・メリット
- アンダーシャツを選ぶ際の重視して欲しいポイント・基準
を解説します。
最近のアンダーシャツは汗の処理がすごい
僕らが中学生の頃は、、、(以下略)
本記事を読むと
- アンダーシャツを買う際に外せないポイントがわかる
- 体調管理が万全になるアンダーシャツを選べる
- 春先でも酷暑でも汗を気にせず快適にプレーできる
今までの不快感がなくなり、全力でプレーできますよ!
目次
【基本】アンダーシャツを着るメリット・効果
野球を始めたばかりの人は、「アンダーシャツってわざわざ高いのを買わなくてもユニクロの下着で良くね?」なんて思うこともあるのではないでしょうか?
逆に野球を長くやっていると、アンダーシャツ着ることが当たり前になるので、理由なんて考えることがないですね。
そんな訳で、アンダーシャツを着るメリットと着ることで得られる効果を意外とわかっていない人が多いものです。
アンダーシャツを着るメリットや効果は5つありますよ。
- 普通のシャツを着る場合に比べ、汗を吸ったら乾くため、重くならない
- 汗が乾くため、汗冷えして風邪をひくことが少ない
- 夏には汗を吸ってくれ、冬には寒さから身を守ってくれる
- 日焼けを防ぐから疲れにくい
- 着圧効果があるから疲労が溜まりにくい
主に体温をキープし、筋肉をサポートする効果があるということですね。
特にアンダーシャツで重要なのが、汗を吸って乾いてくれる吸汗速乾性能と筋肉のサポート機能である着圧効果の2つですね。
吸汗速乾性能と着圧効果は、集中力とパワーの向上という面で、走・攻・守、全ての動きにプラスに働きます。
アンダーシャツはドライ感とフィット感を重視
吸汗速乾性能と着圧効果を発揮し、プレー中にメリットを受けるためには
ドライ感とフィット感
が優れているものを選びましょう。
ドライ感とフィット感が優れているアンダーシャツは
- 素材・編み方
- コンプレッション度合い
を見るとすぐにわかりますよ。
ドライ感が優れているアンダーシャツは、例えば、”ミズノのKUGEKI”や”デサントのRELAXFITSHIRT”のように通気性や汗の流れを工夫した独自開発の素材を採用していますね。
また、フィット感が優れているアンダーシャツは、例えば”アンダーアーマーのヒートギア”のように、体の凹凸に沿ってピッタリし、伸縮性に優れています。
「アンダーシャツが多すぎて選べない」という人は、まずは以上の2点を意識して選びましょう!
(春~夏用)ドライ感とフィット感のあるアンダーシャツ5選
これまで、アンダーシャツにはドライ感とフィット感を基準に選ぼうとお伝えしてきましたが、具体的にどのメーカーの何が良いのかわからないですよね。
という訳で、春から夏にかけて活躍する、ドライ感とフィット感に優れたアンダーシャツを5つ紹介します。
これから紹介するアンダーシャツを使えばプレー中に「失敗した」と思うことはないので、安心してくださいね。
ミズノ:KUGEKI(ミドルフィット)
「ええもんつくんなはれや」という創業者の言葉通り、科学の視点からものづくりを進めるミズノから発売されている商品です。
さすがの妥協なき品質、といったところでしょうか。
独自開発の”DRY AERO FLOW”素材を使い、ミズノ史上最高の通気性を備えています。
他社製品とは違い、汗の膜ができないよう、汗が溜まらず下に流れていく素材・編み方をしているため一日中快適に過ごせます。
「ピチピチが苦手」な人に嬉しいミドルフィットなのも良いですね。
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デサント:RELAX FIT SHIRT(コンプレッション系)
大谷翔平選手が使っていることでも有名なデサントのアンダーシャツです。
ミーハーの方からしたらそれだけで「欲しい!」となりますが、もちろん機能性も抜群に良いですよ。
脇の下に独特なカットを入れることで、アンダーシャツによくある”肩のつっかえ”を無くしています。
さらにコンプレッションとフィット性にもこだわっており、
- リラックスしたい胸・肩周りにゆとりを持たせ
- サポートが欲しい肘から袖口にタイトな密着感
- ズボンからのはみ出しを防ぐため裾にはフィット感
を持たせています。
肩甲骨を避けた裁縫をしているため、体に沿った設計なのも”動きやすさ”に一役買っていますね。
ただし、結構ピチッとしたフィット感ですのでサイズ選びは余裕を持つことが大事です。
「タイトフィットで良いのが欲しい」なら候補になるでしょう。
SSK:Airyfun(エアリーファン)(ミドルフィット)
「安いけどある程度の良質なアンダーシャツがいい」
というわがままを叶えてくれるのがこのAiryfun。
中日の大島選手や”おかわり君”こと西武の中村剛也選手など、一流の選手も愛用している品質です。
その割に価格が2000円台と正直「なんでこんな安いの?」と思うレベルの高コスパを実現しています。
実際に筆者も着用していますが
- 締めつけすぎないミドルフィット
- 生地が柔らかいから肌に触れてもストレスにならない
- 汗も溜まりにくいから快適
などの理由でここ3年くらいの”相棒”です。
「どれにしようか迷うけど損はしたくない」なら検討してみましょう。
アシックス:ネオリバイブ(ミドルフィット)
2021年東京オリンピックの日本選手団のウェアを手がけたアシックスからも”良いアンダーシャツ”が出ています。
ネオリバイブのアンダーシャツは現代の野球人が求める
- 吸汗速乾
- ストレッチ
- 適度なフィット感
全てを備えているにもかかわらず、2000円台ととてもお得なんです。
またアシックスのユニフォーム・アンダーシャツ類によくある
「ガシガシ使って洗ってを繰り返せる」
耐久性もあるため、
「練習用にまとめて買いたい」
人にはもってこいですね。


お手頃で人気すぎるため、Yahoo!でしか品揃えがちゃんとしてなかったです。。。
アンダーアーマー:ヒートギア(コンプレッション系)
「夏なのにヒートしたら倒れてしまうだろ」
という意見が聞こえてきそうですが、アンダーアーマーは夏用を”ヒートギア”、冬用を”コールドギア”と命名しているため、間違いではないのです。
「パフォーマンスのためにはコンプレッション系が良い」と述べましたが、”コンプレッション系アンダーシャツの始まり”と言えるのがアンダーアーマーのアンダーシャツです。
もともとアメフトの選手だった創業者が
「より快適にプレーできるアンダーシャツを」
という思いで作りました。
現在もコンプレッション系アンダーシャツと言えばアンダーアーマーであり
- 汗が溜まりにくい通気性
- 4方向に伸びるストレッチ素材
- 筋肉に沿ったテーピング効果
など充実の機能を持っています。
「お金は気にしないから高品質なアンダーシャツが欲しい」
ならアンダーアーマーにしましょう。
ただし、密着度が高くフィットするため、サイズ選びは気持ち大き目が良いですよ。